下の写真で「白尾火山灰層」として↑印で示した部分には約2〜3センチの白い火山灰の層があります。この火山灰は木曽の御嶽山(正式には古御嶽山)が78万年前に噴火した時に飛来した火山灰です。その頃この一帯というより房総半島は海の底でした。木曽から飛来した火山灰が海の底に沈殿・堆積したものです。専門用語では海成層と呼ばれるそうです。
専門家の説明によりますと、その火山灰層のちょっと下の部分の古地磁気化石’(写真で緑色のラベルで表示してある地層)を分析しますと、化石の中に含まれている磁化された鉄分は、現在と同じようにN極が地軸の北極を向いております。さらに、その下の古地磁気化石(写真で黄色のラベルで表示している地層)を分析しますと、N極は赤道の方向を向いたまま化石化しているそうです。さらに下の古地磁気化石(写真で赤色のラベルで表示してある地層)ではN極は南極の方向を向いているとのことでした。これが、地球の磁気の逆転の証拠品でもあります。

この白い地層部分(白いといっても多少茶色がかっていました)が古御嶽山の噴火で飛来した火山灰の堆積層です。厚みは2〜3センチでした。今から約78万年前のことだそうです。

この赤いタグの部分の地層が、地球の地磁気が現在と真逆だった時代の地層です。仮に、この時代に人が生きていて、方位磁石を持っていたとしたら、方位磁石の赤い針は、北ではなく、南を指し示していたことでしょう。地球が誕生して46億年の歴史があるそうです。その気の遠くなるような時間の中で,地磁気は9回ほど逆転したと聞きました。不思議な不思議なお話でした。
その逆転の古地磁気化石が包含された地層に手をかざし私(吉野秀夫)。その私のモチベーションは大いに高まったような気持ちになりました。そして、何やら男前もあがったような感じが……それは錯覚でしょうか。
こんな素晴らしい景観です。地球の悠久の歴史を一枚の絵にしたようなシチュエーションでした。この光景に接し、地球の地磁気が逆転した地層に接すれば、自然や大地の秘めたるエネルギーをわが身に取り込み……“負けてたまるか!がんばるぞ!”との気分が一新するような気がいたしました。これぞ、千葉県の新たなパワースポットと思います。


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