印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2009-11-01
地下2〜2.5m付近に 腐植土層が確認された。 ──池か湿地の底地か
千年あるいはそれ以上遠き昔の「池田の池」の復元研究には、科学的な検証が必要である。私は、これまで「更級日記」の記述などを基に「池」の存在を推定し仮説を立ててきたが、そうした推定や仮説を科学的に検証し、物語の世界から一歩現実の世界へと近づけたいと考え、私はその地質調査などを専門家に委託した。さる2月25日から3月6日までに、千葉市中央区の本町公園と道場南チビッコ広場の2カ所において地質ボーリング掘削作業が行われた。
上の写真は、千葉市中央区道場南チビッコ広場付近の衛星写真である。 道場南チビッコ広場における地質ボーリングで掘削された地質コア(地下0mから地下5m、までの保存箱)部分拡大写真。左の写真は、地下2mから下のコアでのさらに拡大写真である。写真の中央部には繊維質の腐食土であることが確認される。今後、この部分に含有されている花粉化石の分析や腐植土の放射線分析(C14)により、年代を特定できるものと期待される。